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眼の冒険 / 松田 行正

5 月 27th, 2009 | No Comments | Posted in Memo

41jnbx59tdl_ss400_1思えば視覚は時には嘘をついたり、時には写真以上に実像を描写したりと、曖昧なのか正確なのかがよく分からない存在でした。

本書によれば、もともと眼球から入力された情報は無意味なノイズの塊みたいなもので、それを何とか脳味噌側でグルーピングし、意味を付け加えようとして、様々な感情を発生させようとしているのだとか。

脳味噌からすれば、視覚から余計なものがどんどん入ってきたとしても、全部ひっくるめて「こう見えたことにします」と言う処理をおこなうことが可能な訳で、特に情報が整理されていない画像については、上記のグルーピングが大雑把になり、対象の把握が難しくなってしまいます。

職場で大して興味の無い、編集の乱雑な書類を渡されたとして、これをいつか過去に見た退屈な資料と同一視しない筈はありません。

また、脳は経験によって情報の補完をすると言う事実もあります。

毎日の通勤で、横目で見ていた赤い物を、脳がポストだと認識していたとします。それが実は消火栓だったとしても、補完により省略された物体への認知は、よくよく見直す行為をしない限り、認識を改められない状況に陥ってしまいます。

仕事柄、「インパクト」を作り出すには如何すれば良いかと考えることが多いのですが、クリエイティブと言う分野においては今後、革命的な新しい表現は生まれてはこないことを思うと、一先ず以下のような考えにまとまりました。

対象の魅力が補完されてしまうと言うことは、既に相手が「経験済み」の内容であり、メッセージを伝えられないと言うことは、逆に細かい内容が余計に与えられ過ぎ、雑多な状態に陥っている為に起こる、ということになります。想像と言う思考をさせなければ、相手はそれに興味を示したことにはなりません。多すぎず少な過ぎない情報を、丁寧に強弱を付け整理し、相手の想像の受け皿となるようにして提示することで、初めて相手の理解を得ることができるのだと思います。

山のような説得材料をドッサリ山積みにして、整理もせずに自信満々で待ち構えたり、余計なものばかり楽しげに提示したところで、やはり期待された効果は出ないものなんだなあと感じています。

ディティール、テキスト、配色などを最小限に絞り込み、洗練する工夫を、今後は意識的に実践したいと考えています。

デザインのデザイン / 原研哉

5 月 19th, 2009 | No Comments | Posted in Memo

designofdesign昔見た黒沢清監督の「CURE」と言う映画に、以下のようなシーンがありました。

猟奇殺人事件の容疑者として挙げられた間宮邦彦(萩原聖人)と、彼の調書を取ろうとする高部賢一(役所広司)。医師によって記憶障害と診断されていた間宮は、高部を含む周囲の刑事からの質問には、全く上の空な状態。

話に横入りし、高部に対し高圧的な嫌味を述べる杉本本部長(大杉漣)に対し、無垢な表情で杉本に質問する間宮。

「あんた誰だ?」

無視して年長者の威厳を見せつけるように話を続ける杉本本部長。その後も間宮は問い続けます。

「あんたは誰だ?」

間宮の人の話を聞いてるのか聞いてないのか分からない、間の抜けた態度に苛立ち、「杉本本部長だ」と大声で怒鳴り付ける杉本。それに大して間宮は失望にも似た面倒臭そうな態度で、

「だから、杉本本部長、あんたは誰だ?」

言葉に詰まる杉本に対し、「つまらない男だなあ」と呟く間宮。サイコサスペンス映画と言う切り口を取り除いても、充分に視聴者の思考を混乱させる問いのように思います。

「○○(自分の名前と職業)、あんたは誰だ?」

こういう問い掛けに、ここ数年、私も悩み続けてきた感覚がありました。私はいわゆるデザイナーと呼ばれる種類の業種に就いてはいるのですが、自らをデザイナーだと胸を張って自負できない心情にありました。成果物の見える場所、見えない場所に対するクオリティにおいてもそうですが、総合的な思考の浅さや、使用者に対する思慮の不足を日々痛感しています。

今も自分は誰だと問われれば、言葉に詰まって萎縮してしまうような気がします。自信を持ってクリエイティブを世に送り出そうとすればする程、「そんな簡単じゃない」とでも言いたげな周囲の反応が見えてきそうな感じがします。

ですが、本書によって得た感覚と言うのが面白く、具体的に言葉にすると下記のような事でした。

物事を理解すると言うのは、把握をすると言うことではないです。
対象ついて、より深く理解しようとすることで悩み、結果的に混乱してしまったとしても、悩み続ける事で以前より理解は深まり、より深い考えを巡らせる事が可能になると言うことです。

もう少し言葉を足せば、「デザイナー」でも「デザイン的な方法で企業に貢献をする人」でも、社会人である以上は働かなければならないわけで、どうせ悩むなら肩書きに対する不足事項を埋めることでは無く、もう一歩進んだところで、自分の立ち位置や成せる役割を、日々自問自答して行こうじゃないか、と言う結論が見えてきます。

今後は自分の中でマネージメントがより重要視されることになるのかな。癖が強い人をまとめるのは神経使いそうですね。。

iPhoneによる変化

5 月 10th, 2009 | No Comments | Posted in Memo

iphone

近年Webを散策していて、至る所で話題に上るiPhone。私の勤め先でも4~5人ですが所有している方がおり、使用しているアプリケーションの情報や「バグ見付けちゃいました」的なトリビアが、交わされています。

私も少し前に携帯電話をiPhoneに変えてから、生活の送り方や日々の思考の巡らし方に少し変化がありました。

実際に使ってみると妙にゲームは楽しく感じますし、特に用事の無い時でも弄っていたくなるのは、不思議です。

最近ではメールの扱いにも慣れ、やや癖はあるものの、携帯電話として機能しています。

もちろん携帯を変えたことろで、人の人生がガラリと変わるようなことは、まずないのですが、日々使用しているアプリケーションなどを一先ず記録し、所有することで改めて認識しなおした様々なことを少しづつ振り返ってみようかと思います。

使用中アプリケーション(一部)

Shazam
最近は新しい音楽と出会うきっかけが、100%に近い割合でインターネットになってしまったのですが、たまに曲名、アーティストの判別がつかづ、検索するヒントが一切ない音楽を耳にすることがあります。私にとっては"PSYCHOTIC YOUTH"と言うポップパンクバンドの楽曲がそれで、10年来の謎があっけなく解けてしまった感動は、想像以上に素晴らしいものでした。

大辞泉
職場で一日中PCと睨めっこを続けているため、分からない言葉もPCで検索することの方が多いのですが、外出時、海外の方に日本語の説明をする際に重宝しています。難読後クイズやクロスワードが暇つぶしになりそうなのも購入に至った理由のひとつですが、正直、問題が難しすぎて10問中1つも解けないと言うことの方が多く、あまり使っていない機能です。


SWAY
左右の指を使って雲梯(うんてい)のように壁に捕まり、ゴールを目指すゲームです。割と難易度が高く、未だに全キャラクターを集め終わらないままとなっています。熱中し過ぎてiPhoneが汗まみれになってしまうこともしばしば。

Fantastic Contraption
回転するタイヤや木の棒などを組み合わせ、赤いブロックを決められた場所に導く物理ゲームです。無い知恵を絞って30ステージはクリアしましたが、徐々に上がる難易度に付いて行けず、止まっています。ふとしたタイミングにアイディアを思いつき、そんな時はさらっと解けてしまうのが面白いです。


NatsuLion
Twitterクライアントです。他にもこういったアプリケーションが存在するようですが、現在はこれに慣れてしまったため、毎日使用中です。検索や、フォロー関係に無いユーザーの閲覧は、少々面倒くさいです。

Bike or DIE2
自転車に乗った少年を操ってフラグを集め、ゴールを目指すアクションゲームです。自転車の操作が非常にデリケートで、少しでも前後のバランス配分を怠ると後頭部を地面に強打してしまったり、非常に痛そうな結果を招きます。少し前のアップデートでゲーム途中の状態を記憶できる機能が追加され、格段に攻略がしやすくなりました。


QuadCamera / Toycamera
iPhoneのカメラ機能はそこまで惹かれるものではなかったのですが(愛機SD-14があるため)、実際にトイカメラとして扱ってみると、なんでもない光景が雰囲気のある絵になって撮れるのが非常に楽しく、以前のエントリーでも、本アプリで撮影した写真をUPしています。このほかにも沢山撮影はしたのですが、それらはま今度UPしようかと思います。

Shozu
主にFlickrへのアップロードをする際に使用しています。そのほかにもWordpressなどへの接続が可能らしいのですが、設定でエラーが出てからは解決するのに時間がかかりそうなため、手をつけていません。


駅探エクスプレス
かなり重宝しているアプリケーションの1つです。正直検索結果が変な物だったりすることもありますが、日々終電の時間にハラハラさせられながら仕事をしているため、余裕のある時は別ルートを見付けたり、寄り道の参考にできる為、無くてはならないものになっています。

Ambience
アプリケーション内に複数の環境音が用意されており、それを再生するだけと言うシンプルなアプリケーションです。殆ど使用することは無いのですが、ノイズキャセリングのヘッドフォンで雨の音が聞きたい時がごくごくたまにある為、一先ずインストールしてあったりします。


情報

5 月 10th, 2009 | No Comments | Posted in Illustration

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習作5

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習作4

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習作3

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習作2

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習作1

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大威徳明王

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